大好き!ウエストサイド物語2007/09/27 00:45

久しぶりに劇団四季版を見てきました。

相変わらずトニーのまぬけぶりが私のツボです。
まあ、「お話」には良くある事ですが、
  「あんたさえいなければここまで事態は悪化しなかったから!」
っていう典型。
いつも心の中でツッコミながら見てしまいます。
今日も見事なまぬけっぷりでした。

一番笑えるのが、
マリアと出会ってお互いに一目惚れして
パーティで一緒にダンスしてるのがマリアの兄ベルナルドにバレて
マリアが家に連れ戻された後の取り残されたトニー。
周囲の男どもが「決闘だ」「対決だ」と騒ぐ中、
ひたすらマリアを思って舞台中央で陶酔して歌います。
ここの周囲が見えてない感じがトニーらしくてすごく好き。

そんな感じで話の筋はツッコミどころが多々ありますが、
ダンスも歌も本当に素晴らしい作品で大好きです。
見終わるとテンションが上がって
ついつい無意識に劇中歌を口ずさんでたりします。

ただ、今日のトニーはダンスがあまり得意じゃなかったのかな?
マリアをリフトする時に彼女のスカートがずり上がって
ピンクのドレスの下のピンクのパンツが丸見えだったんです!!
あれはちょっと興醒めでした。
そこはきれいに上げてあげて欲しかったなあ。

そうそう、昨日でちょうど初演から50周年なんですって!
カーテンコールでベルナルド役の加藤啓二さんが
「今日のこの日に上演してるのは世界中で僕達だけです」って。
50年前の作品がまだ商業として成り立つって
ホントすごいですよね~。

トミー2007/03/22 12:00

日生劇場でロック☆オペラ「トミー」を見てきました。

「ザ・フー」が1969年に発表したアルバム「TOMMY」を元に
幼い頃のトラウマで三重苦に陥った一人の青年が
ある事をキッカケに三重苦から開放され自由を掴むまでを描いた
ストーリー仕立てのロックオペラです。
(劇場で貰ったフライヤーより)

演者の皆さんの歌や演技が素晴らしかったので、
その部分ではものすごく満足できたんですが、
(失礼ながら、高岡早紀さんがあんなに歌が上手だとは!!)
人間の嫌な面を嫌になるほど見せられる話でした。

「大人の都合」で子供を振り回す親。
強者の見ていない所で弱者を傷めつける子供。
無抵抗な子供を欲望の捌け口にする大人。
精神的に頼って勝手に救世主に祀り上げておいて、
段々と物理的な利益が無いことに不満を抱いて
暴力を振るった挙句離れていく人々。

話は本当に嫌な事ばっかり、登場人物は嫌な人ばっかりでした。
でも、作品の仕上がりとしてはすごく好きだったです。
出演者全員すごーく上手かった!

「面白かった」って感想が
今の私の気持ちに一番近いような気がするんですが、
面白い話では全然無いんですよね。
なんて言ったら良いんだろう。
「感動した」?…陳腐だな。

ここからは、個人的な反省ですが…
「演者がみんなちゃんとしてるから
 見ているこっちは物語に没頭できる。」
ちょっと最近レベル低いものばっかり見てたので
こういう事で興奮してしまう情けない観客に成り下がってます。